昨年の夏からTシャツトリニティで販売開始した半袖Tシャツ（長袖）ですが、最近同じサイト内で類似品を見かけるようになりました。
こちらでは、少なくとも同じサイトの商品の中に類似品が既に存在していないかを検索して調べてから公開するようにしてます。とりあえず何か対策を講じないとということで、商品名に【元祖】を追記することにして、普段やらないフェイスブックやツイッターで本物アピールしました（微力）。
メクジラ立てるほどの“デザイン”ではないのですが、こういうのはアイデア勝負みたいなところもあるので、そこに乗っかられるのはだいぶ腹が立つなぁと感じます。しかもこちらの方が成功しているならまだ余裕かませますが、イチローが着た、とかどちらかというとだいぶ売れてるショップのようなので余計にです。
既に似たようなアイデアがあることを知っていたかどうかってのもありますが、少なくともデザイン公開する前にサイト内で「長袖」で商品検索すれば済む話なので言い訳や酌量の余地は全くないかと思っています。
Tシャツトリニティは、自分で登録したデザインのTシャツを販売できるユーザー参加型とも言うんでしょうか、そういったサイトです。オリジナルTシャツを作るのに在庫を抱えたり発送したりという投資がないので日々新しいデザインが大量に登録されています。
大量に投下されているといっても、デザインを公開する場合はTシャツトリニティのスタッフによるチェックが入ります。これがあるので、模倣の心配はしてなかったんですが甘かったです。ダメ元で問い合わせてみたところ、以下のように返答いただきました。
〜略〜 大変恐縮ではございますが、ユーザー投稿型サイトの為、 デザイン承認時に著名な商標、公序良俗に反するデザインに関して、 確認しておりますが、すべての違反を認識できない場合がございます。 また、類似デザインのご投稿に関しましては、権利上問題がなければ 弊社でご対応できない場合がございますのでご理解とご了承の程お願い申し上げます。 〜略〜
簡単に言えば、商標登録しているロゴや意匠など誰が見てもわかるようなパクリはアウトだけど、サイト内に類似するデザインがあるかどうかまでは見てられないということです。
普通に考えたら「いや、せめて自サイト内の類似品は確認しなさいよ」と思いたいところですが、数が多いんで実際問題不可能なんだと思います。こうなってくるとこの形での販売自体をやめるかどうかも考えないといけませんが、それは今後考えていきます。
まぁどちらかといえば、同じサイト内に類似品があるにも関わらずデザインを登録して稼ごうとしている者に否があるのであって、Tシャツトリニティのスタッフに文句を言うのは筋違いなので、とりあえずは自主的に対策を講じることで様子を見ることにしました。
問い合わせの中で
公開年月日を表記していただくことで模倣の軽減もされるのではと考えています
とも書いてみたんですが、まぁこんな節操のない奔放さだとあまり期待はできんかなと思います。
それにしてもこういう人たちは、商標登録とかしてなければ他人のデザインには著作権ないとでも思ってるんですかね。今のところ法的手段どうこうとは思ってないですが、こちらとしては類似品が世間に知れ渡っていると感じたその瞬間!!実害を被ったという認識でいこうかと思っています。
また久しぶりに新作を作ろうかと思っています。こちらの記事を読んでくださった方に感謝します。ぜひ偽物買わずにこっち買って下さい。