さくらのレンタルサーバを何年も使っていてPHPのバージョンが古いといった場合にサーバコントロールパネルからPHPバージョンを上げる方法です。
- サーバコントロールパネルはログイン後の会員メニューからも移動できます。「契約情報」へ移動します。
- 「契約サービスの確認」を選択します。
- 契約サービスの一覧が表示されるので、該当するレンタルサーバのプランにある「サーバ設定」をクリックします。
- コントロールパネルのサイドバーにある「アプリケーションの設定 › PHPのバージョン選択」をクリックします。 プランによってはサイドバーにある「サーバツールの設定 › PHP言語に関する設定」をクリックします。
- 「PHPのバージョン選択」で、「PHP 5.6」以上を選択します。
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PHPファイルに
phpinfo();
を書いてFTPでアップしアクセスしてみます。有効なZend OPcache
の項目が表示されていればOKです。
さくらのレンタルサーバは10年以上使っていますが、元々PerlでCGIを書いていたこともあって、古いアカウントのPHPのバージョンはデフォルトのまま放置状態にしていました。
以前の記事(WordPress で SQLite を使う(さくらのレンタルサーバ ライト)で書いたとおり、さくらインターネットのPHPバージョンを上げてみてベンチ(ab : Apache bench)にかけたら、モジュール版PHPのロリポップ!のスタンダードプランとほとんど変わりませんでした。
ちなみにさくらインターネットもビジネスプロ以上のプランではモジュール版PHPが使えます。こちらはもっと速かったです。
- さくらのレンタルサーバ ビジネス
- ロリポップ!スタンダードプラン
- さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ(モジュール版PHPが使えるプラン)
「さくらのレンタルサーバ ビジネスプラン(月額2,571円)」と「ロリポップ!スタンダードプラン(月額500円〜)」とでは料金体系が全く違うんですが、他用で残っていたアカウントに出戻る形になったので、ひとつにまとめることで少し節約にもなりました。
*2017年6月現在の料金
また、あくまで個人の感想ですが、ずっと「さくらのレンタルサーバ」を使っても障害や遅延とは無縁だったので、他所のサーバを使った時の遅延とか502エラーとかが気になったというのもあります。