記号の移動・位置調整も方法は音符の場合と同じだが、五線と五線の間なんかに配置する場合は注意が必要。音符と違って五線からはるか遠くへ配置できるため、データ上で上側・下側のどちらの譜表に属しているかを把握する必要がある。
正しい譜表に配置されているか確認する
画像のクレシェンドは上下ともほぼ同じ位置に配置されているが、イベントパラメータを見るとそれぞれ所属する譜表が違う(上は譜表1の下側に配置/下は譜表2の上側に配置)。
小さい楽譜なら気にする必要はないが、記号や小節のコピー&ペーストを繰り返したりする場面では、思った場所にペーストできないなど後から間違いに気づくとかなり面倒になることもある。
キーコマンドで入力したものやフェルマータなんかは位置変更出来ないので心配ないが、手入力したオブジェクトやテキストは、配置した時点でどの譜表・インストゥルメントに属しているのかを知っておいた方が良い。